★自分の希望に合ったベースユニットはどれだろう？？

【１】ベースユニットの選び方。
　 当社が販売する４ボタン リモコンのベースユニットの【セキュリティ部】の機能は、
　　「全機種同じ」と考えて下さい。
　 ドアロック リレー内蔵や、チャンネル外部出力、リモートスタート等、
　 機能によって機種が設定されています。
　 従って、高性能機/最高級機などの表現は有りません。
　 必要な機能に合わせてお選び下さい。
　
　　■推奨機種が６５０ＸＶの車種で有っても、８５０ＸＶ/８００ＥＳＰを取付けることは
　　　 当然可能です。

　＜ベースユニットに付属している部品の一部です。＞

	ショックセンサー ５０４Ｄ 衝撃/振動を検出するセンサーです。 ２段階検出のため、大きな衝撃と小さな衝撃を識別して、 警告サイレンとフルサイレンを出力します。 別体式のため、設置場所を選ぶ事が可能です。
	スタータキルリレー セキュリティが「ＯＮ」の時、何らかの方法で車内に侵入され、 エンジンを掛けようとしても掛かりません。
	ドアロック信号線 ベースユニットのドアロック信号出力線です。 多くのトヨタ車、ＧＭＣの４ドア車等はこの信号出力で、 セキュリティがキーレス連動になります。
	サイレン ベースユニット付属のサイレン：５１４Ｎです。 ６種類の音色が連続し、設定された時間、繰り替し出力します。 ご希望の１種類に決める事も可能です。 ＊ボイスのスピーカーではありません。 　 Ｖｉｐｅｒにはボイスが内蔵された　 ベースユニットは有りません。 　 ボイスは全てオプションです。

　ベースユニットの選び方は「キーレス連動機能」「リモートエンジンスタート機能」の
　　２つの「機能」について検討します。

�@キーレス連動機能（Ｖｉｐｅｒリモコンでロック/アンロックします。）
　ＶＩＰＥＲのリモコン操作で、セキュリティの「ＯＮ」/「ＯＦＦ」と、ドアの「ロック」/「アンロック」が
　「同時」に作動（連動）する事が「基本条件」です。
　この「基本条件」を満たすために、あなたのクルマの「ドアロック システム」を確認する必要が
　有ります。
　下表の車両側「ドアロック システム」の基本的な確認法を参考にして下さい。
　★このキーレス連動機能は、単に「便利」なだけでなく、セキュリティとしても大変「重要」です。

　当社が販売する自動車用ベースユニットは、６種類とも全てセキュリティの
　「ＯＮ」/「ＯＦＦ」に連動して、ドアを「ロック」/「アンロック」させるための「信号」が出力します。
　 しかし、この「信号」では作動できない、ドアロック システム（回路）を持つ車種が有ります。
　このような車種には別途「ドアロック リレー」が必要になります。
　★この「ドアロック リレー」は、８５０ＸＶ/８００ＥＳＰには内蔵されていますが、
　その他のベースユニットは、ＶＩＰＥＲのオプション：４５１Ｍ（￥３９００）が必要になります。
　
　【純正キーレスのリモコンも、従来通り使えます。しかし！？】
　【純正リモコン】で、「ロック」「アンロック」。【Ｖｉｐｅｒリモコン】で、
　セキュリティ「ＯＮ」「ＯＦＦ」という方法も有りますが、お薦めしていません。
　万が一、【純正リモコン】で「ロック」しただけ！だとしたら
　・・・ＶＩＰＥＲに慣れた頃が一番心配です。カンタンな「ミス」で大きな被害を受けないためにも
　【ＶＩＰＥＲ】リモコンで操作する「習慣」を身につけてください。

■パワードアロック装備が無い車種

＜�T＞別売　Ｖｉｐｅｒ ドアロック リレー：４５１Ｍ（￥３９００/個）を追加する必要が有ります。
　　　★８５０ＸＶ/８００ＥＳＰには、この４５１Ｍに相当するドアロック リレーが内蔵されています。
＜�U＞別売　Ｖｉｐｅｒ ドアロック モータ：５２４Ｎ（￥４８００/個）も追加する必要が有ります。但し、
　　　　 この５２４Ｎは「汎用型モータ」のため付属のステーを少し加工する必要が有ります。
　 　　　（純正ドアロック モータ（アクチュエータ）なら、高価ですが取付は「ボルトオン」です。）

　　　　★キーレス連動させる「ドアの枚数」によって、必要な「部品点数」が変わります。

■パワードアロック装備の有る車種

　パワー ドアロックが装備されていても、車両側の「ドアロック回路」、純正キーレスの有無等の
　「車両側条件」によって、ドアロック リレーやドアロック モータが必要になる車種が有ります。

　●下表は基本的な確認方法なので、「決定」ではありません。
　
　ここに記載されていない車種も含めて、詳しい内容は【車種別ガイド】を参照して下さい。　　
　　【トヨタ】の【車種別ガイド】を
　　【ニッサン】の【車種別ガイド】を
　　【ホンダ】の【車種別ガイド】を
　　【スズキ】【ダイハツ】【マツダ】【ミツビシ】【スバル】の【車種別ガイド】を
　　【ＧＭＣ】【フォード】【クライスラー】の【車種別ガイド】を
　　【欧州車】の【車種別ガイド】を　　　　　　　　　　

�Aリモート エンジン スタート機能
　●ＶＩＰＥＲのリモコン操作で、離れた場所からエンジンが掛けられます。
　　 夏/冬には快適な機能です。
　●原則としてオートマチック ミッション車用です。
　　　（マニュアル ミッション車への装着には、オプションが必要です。）
　●「リモートスタート機能」が付いたベースユニットには、
　　 ドアロック リレー内蔵機種の設定が有りません。
　　 車両側の「ドアロック回路」やキーレス装備等によって、
　　　ドアロック リレー：４５１Ｍが必要な車種が有ります。
　●イモビライザーが装備された車種は、別途Ｖｉｐｅｒ イモビバイパス・モジュールが必要です。
　　　このＶｉｐｅｒバイパスモジュールは、ＶＩＰＥＲリモコンで「リモートスタート」する時に限り
　　　バイパスされます。
　　　その時以外は、イモビライザーは従来通り作動しますのでご安心下さい。
　　　【バイパス モジュール】を

　　Ａ）【他社製リモート スタート】と【ＶＩＰＥＲベースユニット】を組み合わせる事も可能ですが、
　　　　ＶＩＰＥＲのリモコンではリモート スタートできませんので、
　　　　いつも２種類のリモコンを持ち歩く事になる上、
　　　　別売 リレーＫＩＴ（￥３４００）も必要になります。
　　　　　　　
　　　　日本製リモートスタートのリモコンの殆どは「伸縮アンテナ」が有り大型です。
　　　　持ち歩くには多少問題は有りますが、通信距離はＶＩＰＥＲより長くなります。
　　　　駐車場が離れている場合、ＶＩＰＥＲの「リモートスタート」はお薦めできません。
　　　　　★５５６Ｔを組み合わせると、毎日設定された時刻にエンジンが掛かります。
　　　　　　【５５６Ｔ】を
　
　　　　★現在「ターボ タイマー」が装着済みの場合も、リレーＫＩＴが必要になります。

　　Ｂ）後から、ＶＩＰＥＲ製リモートスタート：５５１Ｔ（￥２０５００）を追加する方法は、
　　　　お薦めしません。
　　　　始めから、５６０ＸＶ/７９１ＸＶを選択される方が経済的です。
　　　　★ご注意：５６０ＸＶ用のリモコンを、７９１ＸＶ用の「スペアー リモコン」としては
　　　　　　「追加」できません。

�Bベースユニットの主な機能をカンタンに説明します。

　　詳しくは BASE UNIT のページを参照して下さい。　

【２】車種別ガイド　　＜車種別の推奨ベースユニット一覧表です。＞

	車種別ガイド
	【トヨタ】
	【ニッサン】
	【ホンダ】
	【スズキ】【ダイハツ】【マツダ】【ミツビシ】【スバル】
	【ＧＭＣ】【フォード】【クライスラー】
	【欧州車】

【３】Ｖｉｐｅｒセキュリティはシステムでガードする。
　　
システムの中核はベースユニットです。まずベースユニットの機能を使いこなす事が全ての基本です。
運転席のドアが開けられた時はサイレンが鳴ったけれど、リアのドアが開いた時には、
サイレンが鳴らなかった！！これではＶｉｐｅｒを付ける意味がありません。
ベースユニットは正確に取付けられてこそＶｉｐｅｒのシステムが威力を発揮します。

日本のセキュリティ製品は、
キーレスエントリー/リモート スタート等、使って便利な機能製品にセキュリティ機能を加え発展してきた、
一体型の機種が多いようです。
　　
　　�@一般の自動車用品量販店で販売するため、
　　　 まず第１に配線が「カンタン」で有る事がセールスポイントになります。
　　　 クルマ側の電装回路がますます複雑になる昨今、
　　　 コネクタを差し込むだけで取付できるセキュリティには当然限界が有ります。
　
　　�Aセキュリティをシステムとして考えた場合、 どうしても目的別に各種センサー/スイッチが必要になりますが、
　　　 まだ日本製は十分とは言えません。

アメリカの「自動車窃盗団」は組織化されています。
たとえばカスタムカーに目をつけたら、「監視役」がその作業状況を見張っていて、
仕上がったと同時に盗んで行きます。
トラッキンやローライダーのベースになる車種、クラシックカーになりかけている人気車種等の中古純正部品は
入手が困難で需要に応えられません。リプロダクションパーツの発売もまだだったりすると「プロ」の出番です。
盗んだクルマは「チョップショップ」に運ばれバラバラにされ転売されます。
アメリカの自動車窃盗団は、「命」を懸けて盗みに来ます。
なぜって、銃の所有が正当に認められている国です。何時撃たれるか分かりません。
殆どのユーザー側も、盗まれる危険性を認識しています。
アメリカでもＶｉｐｅｒは、基本的には専門ショップで取り付けるセキュリティです。
オートショップでは買えません。Ｖｉｐｅｒショップに行くと、お客さんの中に普通の主婦も見かけます。
それだけ身近な商品なのです。
Ｖｉｐｅｒはこんなアメリカで生まれ育って、鍛えられたセキュリティなのです。

最近は日本でも、セキュリティを突破する知識・技術を身につけた自動車窃盗団が組織化されています。
そしてブラックマーケットで需要の高い車種は、既に「保管場所」等がデータベース化されています。

窃盗団はセキュリティのメーカー別に、突破法を研究しています。
　 まず、盗もうとするクルマに取付られたセキュリティを、チェックする事から始めます。
　（セキュリティ/アラームが付いている事は、当然「承知」しています。）
　 �@実際に車体を叩いて、ショックセンサー等システム全体をチェック。
　 �Aサイレン音などから、セキュリティ メーカーをチェック。
　 �Bその場所から一旦離れ、サイレンが鳴った後の状況を見ます。
　　　（これを何回か繰返す場合も有ります。）
　 �C後日　必要な対策/準備をして、盗みにやって来ます。
　＊ＬＥＤが点滅するだけの「見せかけセキュリティ」は全く効果はありません。

Ｖｉｐｅｒのシステム/機能については、セキュリティという製品の性格上この場では詳しく説明ができません。
ご購入を前提にお問い合わせを戴いたお客様であっても、
内容によってはお答えできない事が有ります。ご了承下さい。
又、当社で取り付ける場合を除いて、特別なシステムに関する情報は一切公開しておりません。
ご了承下さい。　

VIPERを装備した場合の自動車盗難シュミレーション

＊	窃盗犯	Ｖｉｐｅｒ
１	犯人は、まずピッキングするか、 「道具」をウインドウの外側から差し込んで、 「アンロック」してから、ドアを開けます。 ＊「道具」：キー閉じ込めてしまった時、 　 整備業者さんが外から 　 「アンロック」する「工具」です。	直後　Ｖｉｐｅｒセキュリティの【ドア トリガー】が作動して、 出荷時に設定された時間、サイレンが大音量で鳴り響きます。 「プロの窃盗犯」なら当然予定していた反応ですが、 やはりサイレン音は早く止めたいので、 次の手段をとるでしょう。 ★ドアをアンロックした時、ルームランプが「点灯」する車種は 　 外からアンロックされただけで（ドアが開けられなくても）、 　 警告サイレンに続いて、フルサイレンが鳴り出します。 ★サイレンの出力時間は設定変更が可能です。 ★「一度サイレンが鳴ったらもう終り」？では有りません。 　　しかしその後の状況は安全上、この場では説明できません。
２	【Ａ】 窃盗犯は、セキュリティ機能を「停止」させるため ベースユニットを設置場所を探して、 セキュリティの電源線を 「切断」しようとします。	【取付方法】を工夫したら・・・・・・・ �@ベースユニットを分かりづらい場所に取り付ける。 �AＶｉｐｅｒ側の配線色を変えて見つけ難くする。 この程度の対策なら、カーセキュリティに関する 専門技術を身につけた「プロの窃盗団」には、 あまり効果が無いかも知れません。 でも、「窃盗犯」のレベルにもよりますが対策法は有ります。
	【Ｂ】 窃盗犯はサイレンを「停止」させるため、 室内のボンネット リリースレバーを引いて、 ボンネットを開けてサイレン線か、 バッテリー線を「切断」しようとします。	￥３００の【ボンネット ピン スイッチ】を付ける。 ドアが閉められた状態で、ボンネットを開けた瞬間、 今度は【ボンネット トリガー】が作動して フルサイレンが鳴り響きます。 調整の仕方によっては、 ボンネット リリース レバーを引いた瞬間、鳴り始めます。 ＊５６０ＸＶ/７９１ＸＶには標準装備です。
	【Ａ】ベースユニットの電源線を「切断」した。 【Ｂ】バッテリー線を「切断」した。	【バッテリー内蔵サイレン：５１５R】を付ける。 車載バッテリー線を「切断」した瞬間、 ５１５Rのサイレンが鳴り響きます。 これは、事前チェックでは確認できなかった予想外の 「反応」のため 「プロの窃盗犯」でも「マヅイ」と思うはずです。 別の場所に設置された、５１５Ｒを探し出すにも 予定外の時間が掛かります。 ＊５１５Ｒを見つけて、５１５Ｒの配線を「切断」しても 　 ５１５Ｒは鳴り続けます。 　一度鳴り始めたら、５１５Ｒ内蔵のバッテリーが無くなるか、 　５１５R本体を「破壊」する迄止まりません。
	【Ｃ】「窃盗犯」が乱暴で、 　　　窓ガラスを破って侵入した。	【Ｗレーダー：５０８Ｄ】を付ける。 ウインドウが破られた場合、ショックセンサー：５０４Ｄが作動し 当然 フルサイレンが鳴り響きますが、 不十分のケースがあります。 ５０８Ｄは、外側ゾーンに検出が有った場合は、 警告サイレンが鳴り、 車体のすぐそばまで近づくか、車内に侵入された時には フルサイレンが鳴り響きます。 この内外のゾーンの範囲は、調整ができます。
	あのベンツのイモビライザーだって破る「プロの窃盗犯」がいます。 車内に侵入されてしまったら、現在のセキュリティ システムでは対抗策は無いようです。 �@【ドアトリガー】が最も重要で有る事が、これでお分かり戴けたと思います。 �A一旦、車内への侵入されたら、オプションを追加しシステムを強化する事で、 　犯行を途中で諦めさせる対策法しかありません。 　 セキュリティは、システムをバック アップするオプション群が決め手。 　 と言う事がお分かり戴けたと思います。

車上荒らしは、自動車盗難の何倍もの被害件数になります。
犯罪の低年齢化が進んでいるためか、「夏」が最も危険な時期です。
特に怪しい訳ではない、ごく普通見える「犯人」は、あなたのすぐ身近にいます。
この場合の「素人窃盗犯」は、専門技術がないだけに「手口」はウインドウを破るなど乱暴です。
盗まれたモノ自体の金額よりも、クルマの「修理代」の方が高く付きます。
例え被害が小さくても、知らない人間に入られた時のイヤな気分、気味の悪さは経験者にしか分かりません。

＜＜セキュリティ機能をさらに強化するオプション＞＞

何度か、ウインドウを閉め忘れた事が有る。 特に、４ドアのリア ウインドウには注意！	【ウインドウ モジュール：５２９Ｔ】 セキュリティの「ＯＮ」に連動して、 開いているウインドウを閉めてくれます。 ＊１台の５２９Ｔでコントロールできるドアは 　　２枚です。
このような経験が有る方は、 車内にバッグなどの貴重品を 置き忘れる可能性も高いはずです。 大変危険です。
最近、高価なアルミホイールを付けた。	【チルト/モーション センサー：５０７Ｔ】 チョットでもジャッキアップされた瞬間、 フルサイレンが鳴り響きます。 ＊５０７Ｔは、坂道に傾いた状態で駐車しても 　　ＯＫです。
アルミホイールはいつも狙われています。 盗難防止のロックナットも慣れた犯人には 効果ありません。 近所で「車上荒らし」が発生したら、 もう他人事ではありません。
フル エアロを取り付けた。	【チルト/モーション センサー：５０７Ｔ】 クルマが水平方向に動いても、 フルサイレンが鳴り響きます。
駐車スペースが狭くて作業し難しくても、 クルマを引きづり出してから、 盗む大胆な犯人もいます。
左側のドアミラーを盗まれた。	【レーダー センサー：５０８Ｄ】 人がクルマに近づくと警告サイレンで威嚇し、 車体に接触するか、中に侵入した時には、 フルサイレンが出力します。 被害を未然に防止するフィールドセンサーです。
ミラーやワイパーなど、 事故で破損した自分のクルマのパーツを あなたのクルマから盗んで直す。 こんな倹約家の「素人窃盗犯」もいます。 小さな盗難を放置すると、 次に大きな損害につながります。

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